八対二の法則

八対二の法則というのがあり、物事の多くがこれに従っているとされる。生物の生理現象だ。よく言われるのが働きアリは二割しか働かないというやつ。

なんとそれがユーザーインターフェイスにもあり、メニューとして外に出ているコマンドは全体の二割まで、それを超えたら無駄なものまで表示されている感覚を受けて、煩雑な印象になってしまうという。実際よく使うのが二割程度であるというのだ。その二割から階層的にくだるのは生理的に受け入れやすいが、二割を超えてメニューが表示されていたら違和感があるのだ。

だからツールとして使うものはよく使う二割の機能に絞ってあっても違和感を感じないのだ。携帯でいえば、メール、電話、ウェブ、地図、メモ……これが基本としてあって、ここさえしっかりしておけば、それほど不便を感じないのかもしれない。

実際にロングテールがこの法則で全体の八割の利益が二割からもたらされるというやつだ。残り二割を八割で賄う。

問題は八割の有象無象に振り回されたりせずに、本当に重要な二割に集中しないと大失敗をおかす可能性が高くなり、損失を招くことになってしまうということ。逆に、全部をやらなくても、二割に全力で取り組めば、なんの問題もなくうまくいくかもしれないということでもある。しかし二割をちゃんと見極めないと減益を招くだけということだ。

ただし、この八割と二割が適用可能な現象というのは、お互いが独立しつつも、小要素が集まって全体を構成している事象に限られるのだという。

4/04/2016 11:46:00 PM