面白いゲームの設計

アクションゲームが嫌い、というよりやる気が全然しない。格闘ゲームも同じ。嬉しくない。勝てても、だからなんやねんと思ってしまう。多分、それほど上手くないというのもあるだろうが、それ以上に、上手く出来ても嬉しくない、それができたからといってだから何、くらいにしか思えない。「すげー」と口では言っているが、そうなりたいとは全く思わない感じ。なんだろう、人の肩の上で逆立ちする人をみて、すげーというのとかと似てる。凄いとは思うが、そうなりたいものではない。

それほど上手くないとはいえ、どう謙遜しても、反射速度や極める能力を考えると、多分半数よりは上であることは間違いないし、そういう結果も何度も出ている。それでも、上手く出来て、だからなんやねん以外思ったことがない。

そうは言っても、ゲームで好きなものがあり、基本はローグ系ではあるが、リソース管理と、自由な発想で凶悪な敵やダンジョンでの戦いを勝ち抜くようなものだ。最初に脳内でシミュレーションしておいて、それが現実にそうなるかどうか試して、上手くいけば脳汁がほとばしる。

なぜそれが楽しいのかというと、多分、手法として完成するからだ。何度でも再現できるとも言えるし、誰でも再現可能であるということだ。誰もやろうとしなかった、わからなかったやり方だと思えるものを見つけ出したら、しかもそれが世に言われる常識的な解方よりも簡単に再現可能だとしたら、興奮が止まらなくなる。

俺一人できるぜドヤァ、みたいなのはどうでも良くて、いや、厳密には良くないが、俺一人が見つけ出せた、みたいなやつが、非常にエキサイティングなのである。チャンピオンは一人だが、発明家や案内人は何人いても成立する。到達点に誰が一番最初に行けたか、というのは一人しか存在を許されないが、その場所への行き方が複数ある場合、どうやっていくかを皆で考えたり、発見することは大勢が可能だ。

そういう好みのため、パズルゲームも好きになれない。答えが一つだし、解き方も一つだからだ。一番最初に解けたら優勝となるゲームは好きになれない。脱出もやる気が起きない。だから、自分でやるゲームは、複数の解決方法が存在し、誰でも可能なやり方、発想の転換が必要なやり方、最短で可能なやり方、一番多くのオプションが経験可能なやり方、色々なルートがあるのが良い。

ゴールは一つで、道が複数あるというのが最高なのだ。それは実際のマップが複数あるというのでもいいし、やり方という意味で複数の選択肢があるのでもいい。しかし、マップが複数あると、誰でも行ける道を示す方法が限られているので、道ではなく、やり方だけに絞った方が良さそうだ。

4/25/2016 12:43:00 PM