トラフィック欲しけりゃ正義エンターテイメント

ブログを書く理由は一般的に誰か他人に読んでもらいたい、それもできるだけ大勢の人に読んでもらいたいというものだ。だからこそブログを書くのは続かないと思っているが、中には文章が上手くて、賛同者が多く現れる人がいて、そういう人は、大勢に読んでもらいたいという動機でも続けられたりする。そうやってトラフィック目当てで続けていくとどうなるかというと、大勢が喜ぶネタがすぐに尽きる。そうなったら、手っ取り早く人を集めるために、誰かと戦いたがる人が出てくる。喧嘩は最高のエンターテイメントの一つであり、大勢を呼び込むことのできる手段だからだ。

喧嘩の仕方も色々あるが、一番良いのはわかりやすい弱点を見つけだして、そこを叩く。相手が弱点をネタにしている場合はそこが使えないので、自民党に噛み付く共産党よろしく、発言力の強さ、権力を持っているというところを問題視する。そのうえで、なんだその発言は、ということをやるのだ。

なんかムカつくという理由で人を攻撃するのは、自分の中の正義、つまり最高のエンターテイメントが発動するので、楽しくてしょうがないし、それを同じように感じる人が賛同してくれたら脳汁出まくりなのだろう。

――で、それを気に入らないという勢力もあるので、賛同者も含めて気持ち悪いと言い、罵りあってどちらが正しいか(勝ったか)を比べあいたいというものだ。

個人的にはそういう正義合戦で「気持ち悪い」とダイレクトにいった時点で負けを認めているということにしている。なぜなら気持ち悪いのはお互い様だし、そもそもが気持ち悪いから喧嘩を始めたんだろうと。料理を食べるレポーターが「美味しい」と言ってはダメなのと一緒だ。美味いのはわかってるから、どう美味しいのかを伝えろということ。

勝敗は周りが決めるものだとして、結局は祭りを起こして人が集まるので、トラフィックを目当てにしていればどちらもオイシイのである。しかし、その後は定期的にアホっぽい炎上を起こさないと人は集まらないし、飽きてくるので、価値がどんどん下がる。

例えば尊師のように天才的に人の嗜虐心を煽ったり、笑われたりする能力がない限り、すぐに人は飽きて他に行く。いちいちリアクションがつまらないからだ。いじめられっ子というのはそういうリアクションに人を燃え上がらせる才能を持つものだということだ。しかも継続的にむかつかせる。

普通の人間はそのポジションに耐えられないのですぐにつまらないリアクションをし始め飽きられてどっかに行かれるが、それでもなお良いリアクションができる人というのがいて、尊師はまさにそれだ。勘違いが基本なので味方が集まりにくいが、札束を持っているので変な信者が湧く。

今回、この記事のきっかけになったアレな人は尊師のような安定感あるタイプではないし、尊師は関係ないので、尊師を出す必要はないのだが、正義エンターテイメントの最高の成功例を出すなら尊師だし、安定感が違うので、やっぱり素晴らしいと再認識した、ということをここに記しておこうと思う。

今回はメンヘラ女を巡って罵り合うおっさん二人であるが、片方は古参で高田純次的な記事が人気を集めていて、信者が多く、もう一方はよく知らんが、共産党みたいな感じ。……で、共産党側がふざけた感じで高田純次に噛み付くが、高田純次の信者に読解能力の低さをバカにされる。それで激おこぷんぷん丸になった共産党は高田純次に本格的に噛み付くが、高田純次は強いので声を震わせながらも、「つ、つまらないからかまってあげなかったんだからね、注目されてよかったね、これからも頑張ってブログ続けてね」と嫌味を言って信者に拍手されて、共産党に「良い人ぶって気持ち悪い」と言われる。まあ、読解能力が低いのもわかるし「気持ち悪い」とかいっちゃった時点で、勝負で言えば完全に高田純次の勝利だと個人的に思うのだが、メンヘラ女に心奪われた二人のおっさんの暴走はみっともないなあと、気をつけようと思うのであった。

4/25/2016 10:02:00 AM