なぜ製品のリセットボタンは小さく隠されているか

押されにくいように、というだけ。フィッツの法則という名があるみたいだが、現象としては実に単純でわかりやすい。小さく、遠いと押しづらくなるというだけだ。多くのものでこれは利用されていて、エラーを事前に防いでいる。

パソコン操作でも、画像の切り取り範囲を決定するときに、マウスでやると正確性が無くなるので、ざっくりマウスで大きさを決めて、細かい部分はキーボードでやるというのが良いが、それはそれで、操作を変更するのでややこしいインターフェースになりがちだ。

この手の「マウスで正確性を要する操作」で、一番スマートだと思ったのは、WinShotというフリーのキャプチャソフトの拡大鏡だ。キャプチャを単純な形状で指定して撮るというモードの時、画面上部に拡大鏡みたいなのが表示され、ドット単位で把握しながら撮れるようになる。これが驚くほど正確さを増すのだ。動く範囲とかスピードは変わらないのに、正確性が増すという感覚のマジック、多分、拡大鏡によって、「小さい」という部分のミスを減らしているからだとは思うが、それだけで正確性が増すので面白い。あれはマウスで正確な動きをする必要があるソフト全てで検討してもらいたいくらい便利だ。

あとは、メニューがなぜ画面の端に集中しているからというと、この正確性を上げるためである。どこまでも動くマウスを画面端で制限することで、上方向に制限をかけてミスを少なくしているのだ。

4/09/2016 08:35:00 AM