ミステリーのパターンを分析

分析しようと思って、色々巡ってみたが、そもそもがミステリー好きでもなく、パターンを知ったところで、全然面白くないので諦めた。

なぜミステリーが面白くないのか少し考えたが、多分あれこれ手を尽くして殺された事に対して興味が無いし、それを謎と言われても解きたいとも思わないというのが一番の原因では無いかと思う。うーむ、全然興味が無い。古畑任三郎とか、ああいうキャラで押していくような話は多少面白いとは思うが、またミステリー自体の面白さとは違う気がする。

なんかトリックが思いつけば、手軽に書けそうだ、という不純な動機で調べようと思ったのだが、前も調べた気がするが、全く同じですぐに気分が萎える。やはり興味の無い事に関して手軽とか無意味だということだろう。興味があることなら手軽だろうが、困難だろうが関係なく極めたくなるが、興味がなければ極めるための動機そのものが存在しないので苦痛でしかない。

他のジャンル、つまりSFとかホラーにミステリーテイストのエピソードがあるなら何となくやる気になるが、雪の山荘で人殺しが起きたとかどうでも良い。全員殺せば良いだけだろという感想しかわかない。何で殺したかにも興味がわかない。何をちょっとわかりづらくして捕まりづらいようにしてるんだと、なぜ手がかりをあえて残すような殺し方するのかと。アホの集団に思えてくる。

かといって、事件があった、解決してくれと依頼が入ってそれを解決しにいくような話もどうでもよくなる。なぜそうなったのか興味がわかない。解決しても被害者の遺族以外に何の得もなさそうだからだ。それを解き明かすことで何か物語の可能性が広がるような謎なら興味がでるが、解決しました、遺族にありがとうと言われました、とか激しくどうでも良いな。

前置きとかもどうでも良いし、いきなり凄惨な場面を見させられるのもキツイ。だから何やねんと。不思議な能力がある、どうやったらその能力が使えるようになるのか……とかそっちの方がまだ楽しめる。現実にありえそうだから面白い、なんてことはあり得ない。説得力はあるかも知れないが、面白さとイコールでは無い。

面白さとは焚き火を前に皆が食い入るようにその話しに夢中になったから、その時顔が火の光で白くなる、つまり面は顔が火の光で白く見えるようになるくらいの出来事であるということ、興味をそれだけ掻き立てる内容であるということだ。別に神話でも遠く異国の地の話でも、何でも良い。現実になかった話でもいい。興味がわけば良いだけだ。

人殺しの動機や手法や、誰がやったかに対して全く興味がわかないのでまずミステリーは書けないというのがわかった。「こうやって密室を作りました」と言われてもふーんとしか思えない。3DテレビやVRと同じくらいの興味だ。つまり全くこっちは興味無いけど盛り上げてる一部の人がいる、みたいな。何で盛り上げているかも、どうでもいいという悲しい現実。

だからミステリーと言っても、本格とか言われるものではなく、敵の弱点はこことか、ここに宝が埋まっているとか、こうやれば生き残れるとか、これを見抜けばクリア可能とか……謎がわかることで何か得があるようなことであればまだやる気が出るので、人殺しがどうとか犯罪がどうとかやめて、自分の興味ある謎に向かっていくことにする。

もちろん人殺しがあって、その殺しが世界を変えるような技術や出来事に繋がっているみたいなのは良いなと思う。

誰があの時殺したのか、それがわからないまま、世界が政治的に乗っ取られていく、トモダチは誰か……みたいなのは結構楽しめる。あと、死んでるのか、死んで無いのかというのも興味がわく。死んだ人間がなぜ殺されたかとかはどうでも良い。ミステリーのわかりやすい例が一番どうでも良い。

ミステリーのパターンを調べてみようとしたら、まさかの嫌いなパターンがわかったということか。ミスリードとかも嫌い……いや、嫌いというと何かしらの思いがあるが、それすらなく、つまらない、興味が無いという感じ。ウンザリというか……謎が解けたら劇的な攻撃ができるような、そういう変化が欲しいのだ。

4/28/2016 08:16:00 PM