最初に褒めるかけなすのか

昔何かの心理ティップスみたいなので読んだが、人はあとから言われたほうが強く印象に残るから最初にけなしたり欠点を指摘したり注意したうえで、よかったところを言ったほうが良い、というものがあって、首をかしげた記憶があるが、やはり、最初の印象のほうが人の感覚には強く働くようで、最初に出てきた印象によって「だって結局」と考えてしまう傾向にあるということだ。そのほうが納得がいく。

なぜなら、最初に目につくことは一番目立つことであるという前提で人は話を聞いている。間に出てくる内容はそれを少しフォローしようとしていることであるとか、最後に出てくるのも、でもこういう面があるよね、程度に言われたと感じる程度である。そんなわけのわからない心理作戦を信じても、多くの人がそういう風には考えていないという事実のほうが強いのだから、そっちに従ったほうが良いと思う。気分を害するだけだ。

そういえば、最初に結論を言ったほうが良い、というのがウソである、というのも面白かった。確かに最初に結論を言われても反発か、いまいちピンとこないみたいなことになりかねない。それよりは前提を言ったうえで、場合をたずねて、自分はこう考えている、という順序でものを話すというのが重要である。そうじゃないと、結論のことしか考えてない唐変木として認定されるだけだろう。

4/17/2016 10:25:00 PM