複雑なものをわかりやすく対処する段階表示

Yahoo!は最初ごちゃごちゃとすべての情報がホームを開いた瞬間に表示されていることを目指し、Googleは必要な情報を検索だけに絞ったホームで、そのうち要素が増えたが、それでもわずかに動画、ニュースのタブがある状態である。

人が最初にそこに訪れると何をするかということに焦点を合わせ、一気に開示するよりは、ユーザーの反応によって段階的に情報を表示していく方が間違いや混乱、苛立ちなどを起こさずスムーズにことが進む。

いきなり全容を見るのではなく、必要や要求に応じて表示していくと間違いが減り、習性の手間も省け、結果コストが少なく済むようになる。

結果情報量としては同じ程度のものが手に入ったとしても、効率が全く違うということが起きる。一気に全体表示しないと安心できないという感覚は、貧乏性とでも言おうか、慌てる乞食と言おうか、貰いが少なくなっても仕方ない。

日本は貧乏性の人が多いので、スーパーもシンプルな売り場よりはグッチャグチャの段ボールそのままみたいな方が好まれるし、店内ギッシリ、みっちりみたいな方が心地よく感じる人が多いのでYahoo!はまだ最高の検索エンジンとして君臨しているが、これこそガラパゴスである。世界標準はGoogleのような検索エンジン一個だけ、みたいなミニマルなデザインをベースに考えられているし、そうじゃないと世界と渡り合うものは作れない。

歴史を学ぶと日本の文化はミニマルの極致だったが、文化の破壊がなんども起きたせいで、動物の本能だけしか残らないか、西洋の真似ごとしか知らなくなってしまった。本来の文化であれば海外のデザイナーが憧れる禅と茶道の感覚を重んじて欲しいのだが、カップラーメンで良しとし、ご飯にマヨネーズかチョコレートをかけてポテトチップスがおかず……それで良しみたいなのが当たり前、それがやはり文化なのだ。

4/15/2016 09:17:00 AM