冗長性の種類

トカゲが尻尾が切れるのは、捕食者から襲われた時、切れた尻尾に注意を向けさせて逃げるためだ。つまり命に別状がなく、いつでも切り離してよい部分を持つことで、捕食者からの致命的な攻撃を避けることにある。冗長性が必要なのは一つがだめになっても他が動くようにして、全滅しないようにするためである。冗長性には以下のような種類がある。

異種冗長性。種類の違う複数の要素で表示すること。メディアミックスとかもこれか。書籍や音声、映像などで情報を残しておくと、どれか一つの情報が失われるような事態になったとしても、完全に情報がなくなってしまうわけではない。

同種冗長性。同じ要素を何個も持たせることによる強度。一個が死んでも次々と代わりのものが出てくるという時に有効。ハードディスクのレイドなどはこの方式だし、植物の種なども。まったく同じような動作が可能という保障があるがしかし、似たような状況で破壊が起こると全滅する危険性もある。

能動的冗長性。全体を複数で支える、柱のような冗長性。一か所がダメになっても代替可能で、全壊は防げるというもの。

受動的冗長性。一番よくつかわれる冗長性。つまり、何か問題があった場合はそれと同じ代替品を探してきて取り換えるというもの。そのため、一時的に使えなくなる危険性があるが、一番省スペースではある。

止まったら絶対にまずいようなものは何重にもこの冗長性を潜ませておく必要がある。そうしなければいざ問題が起きたとき、絶対に解決できない問題となってしまうからだ。解決できない問題は誰も責任がとれない。そう、原発事故のようにね。

4/16/2016 02:58:00 PM