年を取ると時間感覚が長く感じることに科学的な決着がついた

参考: http://www.news-postseven.com/archives/20160427_405923.html

……とかいうニュースがあったが、上記の参考にはあまり科学的な情報がない。実際はすでに決着はついていて、代謝が影響を与えているとされている。つまり、高齢になればなるほど一年が何分の一になるから短く感じるとか自慢気に言いたがる奴は間違ってはいないものの、直接の原因ではないということがわかっている。現象に対する飽きとか、慣れとは別に、時間そのものを感じる感覚が変わってくるのだ。

計測の仕方をメモしておくと、目を瞑って、三分間を測らせるという実験で、高齢になればなるほど三分を超える確率が高くなり、若いほど三分未満になる確率が増えたという。この実験では、今の何分は人生の何分の一だからという現象に対する感覚ではなく、実際のダイレクトな時間感覚の差がわかる。

老化によって変化する部分で顕著なのは代謝だから、もしかしたらこれは代謝が落ちているからではないか……ということで仮説立てて調べていくと実際そうで、脳に限らず、全身の代謝が影響を与えており、運動の後は比較的時間を長く感じるようになるそうだ。だから、時間を長く感じたいと思えば、外に出て身体を適度に疲れない程度に動かすのが良さそうだ。代謝を上げることが目的なので、いきなり走ったり、懸垂したり、無茶なことはしなくて良い。歩いてストレッチ程度で滞りをなくす感覚でやれば良いと思う。

面白いのが、働き盛りの二十代から四十代までは直線的に秒数が増えていくのに、五十代は急激に秒数が増えて、六十代、七十代はまた直線的に戻っていく、これはこのくらいの年代で代謝が極端に落ちて死に至る病になるのが人間の本質なのではないかと思っていて、その淘汰圧を超えてなお生き残ることができれば、また順当に寿命を重ねていけるようになるのではないだろうか。

参考: https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20110113-OYTEW51428/20110113-OYTEW22415/

4/30/2016 12:00:00 PM