原始の地獄はサバンナより始まった

人は幼い時に、視界を遮るものの少ない木々が点在するような場所を好む傾向にあり、大人になるとその傾向は薄らいでいくという。これが人類の発祥の地であるとされるサバンナの記憶からこうなっているのではないかという話である。

成長とともに人は原始時代の記憶が薄らぐというのはよく聞かれる話ではあるが、それは社会性を身に着け、農耕や管理可能な人間社会を作ってそこで集団生活で生存を始めた時代に少しずつ適応していく過程がなぞられているからという説があるが、そうだろうなとは思う。

子供向けの番組や商品を考えるなら、場所は人工的な街中でもなく、木が覆い繁るジャングルでもなく、サバンナに強く惹かれるという性質を利用して、草原のようなところにすればいい。

こう書いていて思いつくのが、個人的にとてつもなく郷愁を感じるのが夕暮れの草原、見たこともないはずの画が思い浮かぶ、あれは原始の遺伝子が見てきた画で、それが再生された夢なのかもしれない。なぜそんなものに郷愁を抱くのかなんとなく見えてきたような気がする。

4/16/2016 09:47:00 PM