プロトタイプとモックアップの違い

プロトタイプは実践投入可能である。叩き台としてより現実に近いものとしてプロトタイプはある。モックアップはその前のなんとなく感覚をつかむためのもの。プロトタイプを作っていいかどうかの叩き台としてモックアップはある。プロトタイプはモックアップの後に作られるが、原寸であり、使用可能であるので、より細かい叩き台として利用することができる。

それでもプロトタイプは後で直すことを基本としているので、それほど完成品としての品質は必要ない。それよりはプロトタイプとしての品質が問われる。どこを直せば良いかの指標にすべきで、一か八かでプロトタイプなのに完成度高い、凄い、ドヤァ、みたいなのはいらない。

オレツエーやりたがる開発者はこれをやりたがるし、周りにも求めるので手に負えない。なぜなら最初から良いのは有難いからだ。だが、明確なプロトタイプとしての線引きがないとコストばかりかかって、中途半端なものになる。

これで良いのか、というのを簡単にまとめて、本当に作るかどうかの判断を仰ぐのにモックアップは使用し、プロトタイプはどこを直せば良くなるか、最高になるかを探るべく作られるものだ。最初から最高のものはどうやって作るか、とかやっても全く役に立たない。

製品なら機能だけの模型、良さそうなら原寸機能模型という感じ、ゲームなら箱で作ったミニゲーム、良さそうなら箱のまま全体の流れをみる……それがどう使われるかが重要で、どう見られるべきかはその後である。

iPhoneだって最初はタッチパネルと基盤むき出しの不細工なものだったが、最終的に機能が確定したらそれを「収める」ための奮闘が始まった。モックアップは最初の不細工なやつで、プロトタイプは実際の大きさのiPhoneだ。

4/15/2016 08:04:00 PM