物語る能力

すなわち物語を伝える能力、ストーリーテリングと呼ばれるものだ。物語る能力に必要不可欠な要素を以下に示そう。

舞台設定。物語が展開する時代、場所の興味深さ。

登場人物。聞き手が登場人物に感情移入することで物語に意味が生れる。

筋。物語の出来事が結びつけられた状態のこと。

透明感。物語をうまく伝える本や映像、音などは媒体の存在そのものを忘れて没頭できる。

雰囲気。語られることなく、感じ取れる物語世界の沃野。

展開。流れや順序が自然で明瞭で面白い。

物語は、人の原始的な認識能力に簡単に作用するため、老若男女関係なく複雑な物事を伝えるのに役立つ方法である。これを「法則をみつけた」とドヤッたのがプロップで、その作り方を解説することで物語が作れるようになるという勘違いを広めるきっかけとなった。あくまでも興味深い舞台、人物、出来事が先にあり、それをうまくまとめるための手段はそれほど多くないというだけで、舞台、人物、出来事こそコンテンツの中身なのでお間違いないよう。

簡単にいえば、まとめサイトの管理人が面白い言説を垂れ流しているわけではないということである。

4/17/2016 11:31:00 PM