否定的な言葉を並べ立てるのは現実がうまくいってない証拠

子供は最初に風呂に入るとき、顔に水がかかったり、タオルで顔を拭いたりするのを嫌がる……のは当たり前なのだが、親がうまくあやしながら楽しくお風呂に入らせていると水を怖がらなくなり、タオルも嫌がらなくなる。無理矢理拭いたり、お湯をかけたりしていると嫌なものだと刷り込まれて、風呂が嫌いになる。

よく言われる、犬にご飯を食べさせる時にベルを鳴らすと、そのうちベルを鳴らしただけでヨダレをたらすようになる、パプロフの犬とかいうやつだ。条件反射でそういうものだと体が本能的に反応する。例のファスト思考が発動するようになる。いちいち考えてたら外敵に襲われる危険性があるので、この条件反射は多くの場合役に立つが、何でもない時でもこのセキュリティが暴走してしまうようになると、困ったことになる。どこでもヨダレを垂らすのと同じことが起こる。

つまり、ネットで条件反射的に炎上を巻きおこしたり、大声で怒鳴りあげたりしている人たちの余裕のなさみたいなのを見るに、現実で嫌な目に合いまくってきたんだろうなというのが容易にわかる。何をしてもバカにされたり、うまくいかなかった記憶が条件反射として声を上げさせる、いや、声を最初から上げていたわけではなく、声を上げたら憂さ晴らしになったという過去があるのだろう。それが条件反射になって、趣味というか習慣になってしまったのだ。正義エンターテイメントの参加者として、正論を振りかざし、炎上した相手をとっちめる。それが唯一自分が「うまくいく」ことというのがインプットされる。何も自分には影響がないとしても、条件反射なので変えようが無くなる。正義は快楽なので、炎上が快楽スイッチになってしまうのだ。現実で決定権がなく、自分自身がうまくいかないほどこの状態になりやすい。

金持ちでも果敢に炎上に顔を出す人もいるが、そういう金持ちは扇動とか、兵隊を操る楽しさに快楽を得ているので、条件反射とは違うレベルの楽しみを持っているのだろう。条件反射で動いている以上、兵隊以上のレイヤーにはいけない。コントロールされる側であるのは間違いない。

4/06/2016 09:01:00 AM