製品の生涯設計

どんなに優れた製品も、必ず時間とともに死が訪れるが、それが形を変えながらもうまく継続していくためには、全体がどう移り変わるか把握しておくほうが良い。では誕生から死まで、製品はどのように移り変わるのだろうか。

導入。開発が完了して最後の調整を行う段階。つまり開発は事前に完了していることが基本となる。

成長。需要が無いといきなりここで死亡するが、運良く需要が見込まれた場合でも在庫がなくなってしまうと、人の興味が無くなる前にもう一度リリースできなければ死亡する可能性が高まる。しかし、逆に興味が高いうちにリリースできれば飛躍の機会になる。在庫を確保するのと同時にこの段階で次世代の製品を作る計画を立て始める。

円熟。成長の時期にその製品を他社が真似しているはずなので、ライバルが出現し、自社製品は緩やかに売り上げが落ち始める。今の製品を「足し算」的に洗練していき、顧客満足を高めていくが、この段階ではすでに次世代の製品がリリース手前まで開発が進んでいる必要がある。

衰退。ここまでくると市場規模は小さくなっているので、更新にかかるコストを最小にとどめつつも、次世代の製品の出荷に向けて足場を固めている段階。今いる客を次世代に誘うための仕掛けもここで考え、用意する必要がある。そして、テストを終えて、導入部分に移行する。

成長期に浮かれていて、次世代への視野がなければ次に繋げることは難しくなるだろう。成長期の動きがその製品の将来全てを決定づける重要なものであるということを必ず肝にめいじておこう。

4/12/2016 05:54:00 PM