さっさと終わらせる物語

物語は最初に設定、というか世界観みたいなものをなんとなく作って、それに従ってこうなるという流れみたいなものを用意することで大まかに結末を書き記し、間を埋めて行く。

最初に結末ありきで話を作ってみて、いくつかの組み合わせでそのうち結末が変化するということが起きるので、より自然な方を選ぶ。

世界観はどうやって決めるか、というと映画などを参考にする。その際、元の作品がなんだったかわからない程度にジャンルの変更をする。そうしないと簡単にパクリというのがバレる。パクリを見抜くのが好きな人は多いが、少しでも変化させると気づく人というのは激減するから、ある程度臭いがなくなるまで漂白すべし。

自分の話の中で整合性が取れてればそれほど目くじら立てられない。どの楽曲でも愛を歌うが、その愛の見る方向や、それを表す言葉が同じじゃなければ誰も気にしない。独自をやりすぎるとなんだかわからなくなるので、適当なところでやめとくほうが良いが、やりすぎるのも味になったりする。

文章もうまくなくて良い。何を言ってるかわからないのも有りで、とにかく結末まで書き上げてあればそれで良い。

ハードルは最初は低ければ低いほど良い。作業にならない程度に、単純なウォーミングアップ程度にできることをやるくらいの心構えで始める。

あんまり力んだり、面白いものを書かないと、という気負いを持つと、何も書けない。下手くそでもつまらなくても書けば良いだけだ。そして必ず最後まで書き終える。

例えばウォーミングアップに思い出し昔話を書きまくる。それでどうやってその話が成立したかを体で覚えていく。映画でやってもいいだろうが、長いのでテクニックが向上してからやったほうがいいだろう。

途中で詰まっても書き終える。無理矢理でも話を終える。そして昔話を見直してみると大したことやってないということがわかる。かなりいい加減な作りだったりするが、そのネタ元になったことというのが自分の中で何度も咀嚼されることで、日常で話のネタが見つかるようになる。

何度もその経験をすれば筋力が上がって、物語が作れるようになるのではないかと思う。自分でやってみないとわからないが、とりあえずそう予測する。

今のところ物語を書く動機がないのだが、作り話に燃えることが少なくなってきたというのと、ほとんどの話がつまらないので、自分で作ってみようかと思い始めた。

自分が読むなら簡単に読み終えてスッキリサッパリ楽しめるものが良いなと。多分、ずっとその物語世界に浸っていたいと思えるようなものをあっさり終わらせるのがミソだと思う。山口百恵が大したことないのに伝説になったのとか、ワンピースがつまらない理由もそこだ。面白いことほどさっさと終わらせる。食傷になったら台無しだ。

4/26/2016 09:22:00 AM