読みやすさを上げるために

日本語に「これ」だの「あれ」だの「それ」だの「彼は」だのの英語で使われているくどい代名詞をごちゃごちゃ突っ込まない。過度な代名詞は意味を不明瞭にしてしまう。

文章というのは、そのままでいいわけではなく、最終的に必要なのは相手に情報を伝えるという一点だけだ。そのために有効な手段は何でもいいからとにかくわかりやすくなるように、サービス精神で書いていけばいい。

複雑な内容はできるだけ簡単になるようにすべきで、やたらと入り組んでいる文章は書くほうも、読むほうも疲弊しかなく、だれも得をしない状況しか生み出さない。文章は何を相手が求めているかを慮って書き出していくものだ。あえて無視するという手法もあるが、それは人に読ませるための文章ではなく、自己満足のための文章なので、読みやすさという点では無関係である。

ただ、文章を大量に書くことが多いので、わかってきたのだが、結局勢いというか、深く考えず、人に語りかけるように、それほどひねくれた表現を避けて、自分が簡単に書き出せるような文章のほうがあとから読んでもわかりやすいので、なんとなく指針をきめたら、あとは一気に書き出してしまうというのが簡単でいいのではないだろうか。

自分も書きやすく、相手にとっても読みやすい、そうなるならだれも損しないだろう。変に考えても下手の考え休むに似たりということわざもあるくらい、意味がないものだったりもするから、考えずに簡単に書けるなら、まずはそこから始めてもいいだろう。

あるとき、本気でわかりやすいように、と努力するというのはやってみたほうがいい。カメ仙人の甲羅や大リーグボール養成ギプスと同じようなもので、それを外した瞬間とてつもない力が出たりすることもあるかもしれないから、一度は悩んでみる。そしていつまでも悩み続けない。ある時を過ぎたら、あとは適当に思いつくまま書き出してみるというのも良い。

どうせ大して意味のない文章だ。職業で文章を書いている人はこんなところで意見を聞いたりなんてしないはずなので、趣味で書き出す人がたまにここに訪れるとするなら、いえることはただ一つ、「適当に書きたいように書いてみる」ということだ。

それ以上に読みやすさをあげるということに関して、有効な手というのは素人には存在しないだろう。

4/15/2016 09:57:00 PM