進化に費用対効果は関係無い

進化に費用対効果は関係無い……いや、全く無い訳では無いが、進化のためのコスト捻出のために費用対効果で儲けておくれ、程度に必要になるというだけだ。

デザインの進化の突端にすぐに気づくのは専門職であるデザイナーであるべきだが、それが一般で認識可能になるためには、一般人が楽しめるように翻訳が必要になり、結果、翻訳したら今までと大差無い、変化のよくわからないつまらないものになってしまうということが多くある。

費用対効果とは、デザインを作ったり展示したり、販売する費用が、お客が見に来るコスト、ダウロードするコストを上回っていれば高いというものである。

普通人が耐えられるダウロード時間は十秒と言われるが、意味があるのかどうかわからないものに対して待てる時間というだけで、自分にとって意味深い、興味のあるものであれば待てる時間はいくらでも伸びるということだ。

つまり、そのコンテンツはどういう人間がどれだけ耐えられるかというのを念頭において作らなければならない。大勢を集めたいのに、進化の突端を見せて理解不能というのでは興味を持ってくれる大勢はいないだろう。例えば機械学習の最先端、とか言ってもよくわからないが、わかりやすく囲碁の世界チャンピオンに勝てる人工知能というのなら一般人にも理解可能なので、客寄せパンダとして使うことができる。

興味によって、人は難しいことも時間のかかることも耐えられるようになる。別に素晴らしい進化を望んでいる訳では無いのだ。だから最先端の技術や感覚に興味を持つのが一般的な感覚とはズレているということに気づいた上で、どうやったら一般的な感覚に落とし込めるだろうかという考えを持つのが重要になるのだ。

4/07/2016 10:30:00 AM