アマゾンで書籍化

Kindleで書籍化するのは中々お小遣い稼ぎには良いだろうが、ブログを続けている人だったら結局はまとめくらいしか書く時間がないだろう。

しかし、ブログで読めるものをなぜ有料で販売するのか、というと加筆したり、追記したりすることで価値を出すというのもありかもしれない。おすすめ記事をまとめてダーっと読めるというのもでかい。記事を読むにしてもウェブサイトで読むのはいちいち読み込みの時間があるし、保存してまとめて読むのも面倒だ。また、細切れの記事を探して良い記事、どうでもいい記事など分ける労力を考えたら百円くらいだったら出してもいいかも、という気になる。もちろん面白く読めるブログに限るが。

一から書くとしたら、どうしても一言言っておきたいことにすると良い。色々な本を読んで見えてきた筋道とか気づきみたいなのをまとめるのも良い。世の中には研究者とかすごい人が一杯いて、自分の書くことに価値なんかあるとは思えない、と感じるかも知れないが、中には同種の本に全然ピンとこないとか、もっと違う切り口を求めているという奇特な人もいる。

簡単なまとめでも、それまで誰もそういう視点で見ていなかったというものであれば価値がある。物量があれば良いというわけでもない。ものすごい力入れて書いてる膨大な情報量の本でも、読みづらくて途中でやめてしまったらおしまいだ。それよりはあっさりと楽しく軽快に読みたい時もあるだろう。そういう人に向けて書くというのも良い。

そもそも読者なんて想定しないという書き方もある。権利関係は当然守るとして、自分の憂さ晴らしとして書く、というのもありだろう。それはライフハック的な内容でも良いし、全くのフィクションで適当な内容を書いてもいい。どうせ人の興味をひくなんてプロでも難しいのだ。素人がちょっと力んだところでなにが起きるわけでもないだろう。

趣味の延長で問題ない。見た夢を膨らませた話とか、既存の作品を全くそれとわからないように改変する実験とかやってみてもいいかも知れない。売れた作品をまんまパクったらすぐバレるから、古本屋で適当に見つけたほとんど誰も知らない作品を、誰にも気づかれないような形態に変化させるというのが良さそうだ。世に出すかどうかは、その完成度を見て決めれば良いが、下手にどっかのサイトで公開とかしたら売り出す流れに支障があったりするので慎重に。途中までしか提示しないというのもありだ。どうせタダでも人は興味ないものは読まないので、そこでどれだけ反応が返ってくるかで、続きはKindleで……みたいなこともできるようになる。途中で終わらせていて、人も多く来るのになんの反応もなければ残念、それは売り出しても売れるものではない。しかし、タイトルとか、説明に工夫があればもしかしたら食いつく人がいるかも知れない。

小説は平山夢明のようにとてつもないものを書く人もいるが、そういう人に比べたら、どれも大したことがないと思うようになってしまった。啓蒙書だって胡散臭い精神論しかないし、技術書も入門書以上の内容は原理的に存在しないし、丁寧に仕事していれば、文章の内容なんてそれほど大差ないのだ。

平山夢明だって最初は羊たちの沈黙をほとんど踏襲したような作品を書いていたし(それでも天才なので終盤は手が震えるくらいの迫力があるが)

もしかしたら人が多く集まる場所で試すというのも有効かも知れない。そこで多くの人から反応が返ってきたら続きはKindleでが可能かも知れない。隠されたら気になる心理を利用するのだ。

そんな面倒で洒落臭いことはできない、さっさと書いたらリリースしたい、という人は本当に書くのが続けられるかどうかを試してみて、それでもできるならやれば良いと思うが、長い内容を息継ぎなく書くのは辛いはずだ。いきなりできるようなものではない。ちょっとずつ書きためるというのも動機を失いやすい。ここのコントロールは人によってかなり違うと思うが、個人的にはさっさと区切りをつけて書いていくというのが良いと思っている。起承転結程度に適当なランドマークを用意しておき、それめがけてどんどん書けることを書き出しまくると良い。イメージに任せて書いていくのが良さそうだ。その場で思いつきながら、自分が発火する内容をひたすら書いていく。で、途中で区切りをつけてやめる。楽しくなってきたら満足しない程度に書いてやめるのだ。そうすると次の日、次の機会に書くのが苦痛にならないし、楽しんで書ける。最初は感覚をつかむためだけに、短編を書くとなやってみるのが良いかも知れない。とにかく完成させることが重要である。

4/20/2016 09:57:00 AM