Webがなぜここまで世界中に広まったか

八割リリースの魔力が大きい。完璧なデザインよりも、ちょっとくらい野暮ったくても使い勝手のいい、開発の簡単なもののほうが皆が得をするということがあり得る。適当でも簡単にリリースすることができれば、プロトタイプとして、必要な機能を有していることが前提だが、使いながら直していくことが容易になる。

そのためには、変更しやすい部分、すぐに書きなせる部分だけを適当に作っておけばいい。変更しにくい部分そ制作するのは良いとして、いざその機能がうまく動かない、想定していた動きにならない、だれも得しない、ということが分かった場合改変しづらいくらい作りこんでしまっていたらどうにもならなくなってしまうだろう。

品質というのは大事だが、それは最初から大事なわけではなく、最初は最悪でも、何が最悪なのかわかるだけ、品質が良いけど、悪い部分がわかっても変えられないというよりは百万倍ましだったりする。

プレゼンなどで、いきなりこんなに凄いですよ、という詐欺じみたことをやるにはそういうほうが良いと思うが、本当に動くまでは、そして複数人が利用して問題が浮き彫りになるまでは、すぐに舵が切れるようにしておくべきだし、そうしないと本当の品質を高めることというのは難しいと思う。Webはここがオープンで、パッケージも存在しない設計思想に基づくため、フレキシブルに対応可能だったのだ。

4/16/2016 09:36:00 PM