結局家は買った方が良いのか賃貸か


磯野家のマイホーム戦略
榊淳司

今三十代前半で、金も無いなら安価な築二十年越えのマンション買って家賃を浮かす。そのあと働けるうちは金貯めて、老後、築二十年越えのマンション購入して住めば、今新築マンション買うのと一緒だ。古いのが極端に嫌とかじゃなければこれで良い。築二十年とかビビるかも知れないが、阪神大震災以後のマンションなら耐震性もあるし、三十年、四十年経っていても、ものによってはそれほど痛んで無い。気になるなら高い階に住めば安全だ。古くて問題になるのは配管のサビつきなどで、数百万でリフォームすれば、まだまだ、十分に使うことが可能になる。新築の三分の一から半額以下に抑えることができれば、家賃の心配も無くなるので、張り切って働こう。

しかしマンションは管理費や、維持費、修繕費などで何万もかかる場合があるので、そこも考えて計算しなくてはならない。

新築に住みたいと言っても、数年経てば新築じゃなくなるので、それなら賃貸にした方が良い。移り住むことがいくらでも可能だ。とはいえ、子供ができたらまず動けなくなるので、新築幻想は捨てなくてはならない。子供ができたら購入するとか言っても、新築で立地も良い物件が買えるのは金持ちだけだ。まあ買えるなら悩んだりせずに買えば良い。

全ては金の問題でしか無い。子供がいたとしても、地域が荒れているなら私立に入れるというのを都内ではやるみたいだが、それも金が無いと不可能だし、その選択が取れるなら住むところは職場に近いとか、どうでもよくなる。良い私立学校のそばとか、適当に行けば良いだろう。

しかし、庶民はそんなことは不可能であるから、まず公立で治安のいい場所に行った方が良い、しかし、治安のいい場所とはイコールで金持ちが多い場所だ。

大学行くのが当然、という空間で育った子供は、放っといても周りに置いて行かれないように勉強するが、勉強する奴は真面目くんでカッコ悪いというのがまかり通る環境だとまず勉強しない。それより大事なことがあるからだ。

だから、老後住む場所の心配か、子供の将来の心配かで考えても良い。治安が悪い場所でも、殺人が頻繁に起きるとかいう場所じゃなければ大人には関係無いし、安く家が買えて老後も安心だろうが、子供にとっては、柄の悪い環境がプラスに働くなんてことはまずありえないので、できるだけ環境の良いところというのが望ましい。そうなると高額すぎて家の購入は諦めた方が良いという結論にもなる。

こうなってくると、なんとか学費を抑えつつ、貯金して、老後に回すという他ない。子供を養う余裕なんてないから、勉強を自主的にさせる、ニート化させないというのは絶対だ。もちろん金に余裕があるならそんなものは蹴散らせるが、現在の低賃金ワールドの日本では数パーセントの人しかそんなことはできない。

5/03/2016 01:57:00 PM