優れた芸術家は真似る、偉大な芸術家は盗む


スティーブ・ジョブズ1995~失われたインタビュー~ [Blu-ray]

昔、ジョブズが存命の頃「ジョブズは何も作っていない」「すでに既知の製品の組み合わせだ」「合法的に盗むのがうまかっただけ」「俺と似ているからわかる」とか自慢気にいうガジェット好きのオッサンで溢れかえっていたのだが、そんな風に評される人がそれ以降現れないことを考えると、やはり途轍もない天才だったのだ。

この空白の五年間で変わったことといったら、iPhoneのサイズ違いが増え、デバイスが伸びたり、でかくなったり、カメラが飛び出し、持ちにくくなったくらいか。シンプルに一つの製品にこだわるというのはジョブズの美学であった。複数種のサイズ違いの製品はMacだけだったが、それは備え付けの製品だから良かっただけだ。

「コンピューターは脳の自転車です」様々な動物の一キロ移動する消費カロリーによって移動効率を計測すると、コンドルは他のどの動物よりもエネルギー効率良く移動ができるが、人間は下から三分の一くらい。しかし、自転車に乗った人間はコンドルなんて蹴散らす。人は道具によって生まれ持った能力を劇的に増幅できる存在である。コンピューターは人のもつ知的能力を劇的に増幅する装置だ。

iMac、iPhone、MacBook Air……これらは使用状況が違うだけで同じ知能の増幅装置である。使用場所が違うというのは、iMacはデスクトップだし、MacBook Airは移動先のテーブルの上、膝の上で、iPhoneは移動中の乗り物の中であるiPadはデカイので中途半端、老眼だったり、デカイ人なら良いのかも。この流れで、歩いている時にちょっとだけ見る存在としてApple Watchが考えられたのだろうが、残念、この知能の増幅装置としての役割は果たせない。よって普通の腕時計で十分だ。

しかし、この知能の増幅装置という言葉は気に入った。このブログの説明部分に使わせてもらうかも。

今やWindowsのノートパソコンでも良いが、美学が欠如していて、MacBook Airのパクリか、エヴァンゲリオンみたいなやつしかなくて、コレジャナイ感が半端ないので、どうせパワーが期待できないならMacBook Airでいい。高いが。レノボも形状的には好きだったが、最近は中国に情報を送る装置になっているらしいので買うことは無いだろう。あと四、五年はMacで良い気がする。その頃までに良いデバイスが出てきてくれることを祈っている。ぜひ、ジョブズみたいにオリジナリティが無くて、どっかの研究機関からパクっただけで良いので、素晴らしい製品を出してくれ。……どうせ自慢気に「□□のパクリ」「騙されるな」と言っていたオッサン達も言うだけで、何もできないだろう。早く騙してくれる製品出せよ。

5/03/2016 09:39:00 AM