物語の練習一寸法師

昔、子供のいない爺さん婆さんがいた。それでも子供が欲しいと祈っていたら、ある時小指ほどの大きさの男の子を授かった。男の子は一寸法師と名付けられた。いつまで経っても小指以上大きくならなかったが、利発で活発な一寸法師はある日、都に行って侍になりたいと思いつき、お椀の傘と、箸の杖と、針の刀を持って都に向かうことにした。

お椀の傘で川を下ると都についた一寸法師は、護衛の侍を募集している看板を見つけ、長者の家に行くことにした。

門のところで受け付けようとしたが、最初、小さすぎて発見されなかった。しかし、発見されると、これは面白いと、長者に会うことができた。長者の娘に気に入られ、娘の世話をすることになった。

ある日、娘が花見に行くというので、共について行くと、鬼が現れた。他の家来は皆殺しにされたが、娘は嫁にと連れ去られた。袖の中に隠れていた一寸法師もついて行き、鬼が寝ている隙に大きく開いた口から中に入り込み、内臓を針の刀で刺して回った。のたうちまわる鬼。宝をやるから助けてくれと言ったが、ここでやめたら皆殺しにされると、一寸法師は鬼の心臓をくし刺止めて見事殺した。

鬼の持っていた宝の中には不思議な力をもつ打ち出の小槌があり、娘がその小槌を振ると、一寸法師は大きくなった。

鬼を退治し、娘を守り、頭も良かった一寸法師は長者に見込まれ、長者の娘を嫁にして、末長くお金持ちとして、幸せに暮らした。

……打ち出の小槌が突然現れるので、ご都合主義臭いが、これに説得力が出せれば良い感じになりそうだ。一寸法師が小さいことに因果がつくのが良いだろう。

5/09/2016 08:38:00 PM