映画ナイトクローラー


ナイトクローラー [Blu-ray]

観た。偏執狂というか何というか、役者の鬼気迫る演技と、狂ったアメリカの儲け主義のエゲツない低モラルな話の内容が相まって異様な世界が作られていた。素敵。

以下内容のネタバレあらすじ。

最初は公共物を盗んで生計を立てていた頭の少しおかしそうな落伍者が、偶然車事故を見かけ、事故現場の撮影者の存在を知る。凄惨な映像をテレビ局が高く買ってくれるのだ。金がなく、定職もない主人公はカメラと警察の無線傍受用機器を自転車を売って購入、それで際どいアングルから被害者のグロ映像を撮ることに成功、テレビ局で売ることができた。

調子に乗って、助手を雇い、次第に強烈な映像を撮ろうとエスカレートしていくが、助手のミスでスクープを取り逃がし、テレビ局からはプレッシャーを与えられる。そして、ついに煽ってきたライバルを陥れる。その日、警察より早く事件現場に到着し、強盗の姿を撮影し、中の被害者を克明に記録した。

それをテレビ局に一万五千ドルで売る。警察からも目をつけられるが、余裕で対応。一種のサイコパス演出だろうが、注目を浴びることに関しては非常に積極的になるし、嬉々とする主人公がキモくて素晴らしい。

で、犯人は公表してなかったので、その詳細映像を元に助手と協力して犯人を尾け回し、犯人が落ち着いたあたりで、警察に通報する。警察と銃撃、カーチェイスになり、大スクープを撮るが、協力的じゃなく、裏切りそうな助手を犯人に当てて銃殺させる。すべての映像を持ってテレビ局に売り込み、放映される……

こんな感じでとても不吉な感じの内容だが、面白い。特に良いのが、殺人者の死体コレクションみたいな感じで自分の撮った映像を貯めているのがまたキモくて素晴らしい。ブログ書いているオッさんには少なからず似たようなコレクション癖のような気持ち悪さがあるので、共感しやすいのでは無いだろうかと思う。

5/03/2016 01:39:00 PM