真のミニマリスト的感覚

ミニマリストは興味関心のないことの管理のコストをできるだけ下げて、自分の好きなことに全力投球できるように工夫する姿勢から生まれる。要は無駄なものを持たないことで、シンプルにやりたいことに集中するというのが重要であるのだ。単純にモノを持たないわけではない。モノを持たないだけで良いなら板に寝っ転がって寝れば良い。そんな頭の悪いやり方では真のミニマリストにはなれない。

ミニマリストは生活の隅々にまで気遣いと考えを持っていないとなれない。自分が重要視することと、文化の両立。快適さ、普遍性、効率化。こういうことができないとミニマリストとは名乗れない。モノを持たないだけの馬鹿であれば明日からでもなれるが、ミニマリストは思想を持った生活のデザインが重要なのだ。

本ブログもミニマルであろうと考えているが、機能や飾りが最低限で成立するようにしているだけで、内容をミニマルにする必要はないと思っている。カラ屋敷に住み、モノを持たない人間はブログをしなければ良いと言っているだけに過ぎない。「やらなければ良いじゃない」なんて、そんなものはミニマルの定義にはないらないのは言うまでもない。

ミニマリストは設計が最初にあり、その後で何を持つかを決定していく段階があり、そうして作られた設計に従って現在持っているものの選別を行い、選別が完了した後、不要なモノだけを捨てるということをやる必要がある。

使用頻度の低いものは他で代用可能かどうかと検討して、何を残すべきかを決定する。別段我慢する必要はない。

どうしても変えられないというものが思い込みではないかと検討する必要があり、持ってなくても特に困らなかった、ということであれば、無くてもいいのだが、実際「それ」の状態でやってみて、しばらくしないと本当に重要かどうかなんて最初の設計のままではうまくいかないことも多い。

だが、思考停止して「何も持たなければそれでいい」とやっているうちはまだまだ甘ちゃんだ。そんなに簡単ではないのだ。まずは何も持たないというところからスタートするのは良いが、それ以降何も増やさないとか、何も持たないことを基本として生きていこうとすると、犠牲しかない。必要なモノを見極めていく期間として、どうしても要るものだけを倉庫から出してきて使うというのなら良い。それで総当たりで不要、必要の判断ができるようになるからだ。いきなり設計なんて高度すぎるので、まずは自分の生活に最低限必要なモノを実際に使うことで割り出す方法だ。モノを持たないだけの思考停止状態の百万倍マシだ。

5/09/2016 10:35:00 AM