物語の緊張と弛緩

ネガティヴな出来事が頻出して、結果ポジティブな出来事で一掃される状況を緊張と弛緩という言葉で表現している。

どうでも良いが、緊張と緩和という言葉もあり、そっちの方がお笑い芸人のおかげで広まったが、緩和は、なお緊張状態が続いていても少しだけ和らぐ意味合いであるが、弛緩は緊張そのものが解ける瞬間のことなので、強いコントラストを出したければ弛緩と表現する方が良い。緊張の対義語は弛緩である。

ネガティヴな言葉をできるだけ用意して、それを物語の中で畳み掛けていき、最後救われることで、いっぱいに吸い込んだ空気と、だんだん力が入っていった肩の緊張がとけるように、ホッとさせるような方向に持ち込むのだ。

その場でホッとさせなくても、時間を経過させることで無事だったかどうかを提示する方法もある。緊張の極限でフッと終わり、どうなったのか気にさせながら何年か後の状況を見て回り、あれのおかげで、こんな良い世界になりましたというのもありだ。

とにかく悲惨な状態を畳み掛けて、一気に解消するという状況を作り出せれば、この緊張と弛緩というものを作り出すことが可能になる。

5/05/2016 09:46:00 AM