デジタルデータの長寿命化

最近のデジタルデータはメディアの高密度化によって、耐久性が低くなり、保存期間がドンドン短くなって十年持たないとか言われるようになってきた。確かに十年前のハードディスクでまだ現役のものが思い浮かばない。

これを長期保存に耐えられるようにするには、テープドライブで保存するというまさかの方法が最近話題になっていたので、興味が出てきた。

基本的に業務用の保管メディアなので高価だ。しかし、ヤフオクで安く出品されているという。書き込むためのメディアが中古で二万円程度、テープメディアが五千円程度で二テラくらい。ハードディスクよりは若干安いが、定期的に電気を送らないとベアリングがオイルの劣化で固着してしまうハードディスクとは違い、無通電で半永久的に保存出来て、落としても派手な破損さえしなければ読み込み可能というタフさだ。

シリアルアクセスという、いわゆるカセットテープの頭出しと同じで、読み込みに物凄く時間がかかるのが弱点だが、単にデータを丸ごと保存する用途においてはこれ以上の選択肢はないだろう。Google先生もデータ復旧をこのテープからやっているというのが昔話題になっていた。

カセットテープの劣化よりも、読み込むデバイスの劣化の方が早いという気がしてならないし、二世代前までしか互換性の保証が無いというのも気になるが、とりあえず安価に膨大な量のデータを保存したいならこれしか今のところ方法が無い。

もしくは全てGoogle先生に渡すというのも良いかも知れない。多少画質が劣化するが、内容自体が消されるわけでは無いので、取り敢えずこれからの十年間はGoogle先生に預けておく、そしてすぐに使うようなデータは手元に置いておくというのでも良いかも知れない。

ハードディスクが吹っ飛んでも、それなりの画質のデータは復旧可能である。BANくらったら終わりだが、著作物を一般に公開とか不正なことをしなければ良いだけなので、大丈夫なはずだ。多分。

5/31/2016 08:58:00 PM