物語の謎と憶測

謎は物語の売り物の中でも最も高価なものであるが、謎に興味を抱かせるためにはどうすれば良いのだろうか。

それには、少し変わったものを提示し、その変わったものにたいして疑問を持ったことを明確に記し、謎が解けるまで焦らすことだ。

どうやれば焦らせるのかというと、憶測を使うのが良い。こうだろうか、いや、こうなんじゃないだろうか、もしかしたらこうではないか……いくつものもっともらしい憶測を提示して、検証し、それから全然関係ない答えがかえってくればおもしろがってもらえるだろう。

冨樫の漫画もこの方法で書かれているようだ。いくつもの例を提示していって、それを知将並みに優れた頭脳のキャラ達があーでもないこーでもない言いながら、最後にどれでもない答えが提示されるという感じ。

この憶測は、焦らす効果のほかに実際の答えからできるだけ遠くにミスリードさせていく効果もあるので、うまくつかえばネタバレすると困るくらいの話を作ることが可能になる。

5/05/2016 12:48:00 PM