信念なきミニマリスト

真のミニマリストは必要最低限で暮らす人、という定義であることは間違いない。そこは否定しない。その最低限の必要性というのが、個人の目指す何かしらの信念に根ざしたものである場合においては、尊敬されると思う。

たとえば、できるだけ少ない装備で登山をする人は、大量の荷物を車で運んだり、体力にものを言わせて山越えする人よりも計画性と、想像力が必要なので、尊敬されても違和感がないが、とにかく物を持たない、必要でも我慢する、何かあったら一緒に行ってる人に借りるつもり、どうしても我慢できなくなったら買って、使い終わったらすぐ捨てる、とかやられてもふざけるなという感想しかわかない。

これは目的に向けて、何の思想も信念も感じられない、単に「物を持たない」という強迫観念から行動し、バカの一つ覚え的に「物が少なければ良いんだろ」という一辺倒で広がりのない考え方だからだ。とても共感や尊敬はできないし、反発、批判が周りから出ても不思議ではない。

6/16/2016 01:14:00 PM