ラストナイツを前情報全く無しで観た結果


ラスト ナイツ [Blu-ray]

まだなんの情報も知らないなら、ぜひ何も知らずに観ることをお勧めする。そこで素直に感じたことが、あなたの映画を見る目と直結しているような気がする。つまり、映画観る力測定装置みたいな映画である。ここからはネタバレになるので、観る予定ならば読まないほうがいい。

まずは私の感想。ダサい、なんじゃこれ。洋画でこんなにダサいカットワークは初めて観た。どっかのもうろくした老人監督かなんかか、いや、こんなにアップ多様してスローモーション入れて、なんか間違って、日本の悪い文化を踏襲しようとしたんじゃ無いのか、忠臣蔵とか書かれてたし、日本を間違って解釈してこういう悲惨なことになったのかな、そういうのは「おもてなし()」とは違うと思う。ダサいしつまらないし、酷いなこれ、まあせっかく借りたし最後まで観てみよう……というのが素直な感想だった。

最後のテロップで紀里谷和明と出てきてひっくり返りそうになった。やはり監督によってカメラワークの酷さが露呈するというのがはっきりわかった。撮影監督はまあ決められた構図の画をどれだけ綺麗に写すか、ということに全力を傾けるので、フレームとか、繋ぎなどの流れは監督に基本的な権限があるのだろうが、それにしてもダサい。そのダサさが癖になるような感じなら良いが、できるだけ観たくないレベルまで昇華されていて、苦痛ですらある。

むこうの新人監督でももっと上手く撮れると思うが、まあ、資本やネームバリューみたいなものが重要だったのだろう。知らないが。それにしても、日本の役者が酷いわけではないということがわかってきた気がする。撮り方が酷いだけでこれほど名優だらけの映画がクソっぽい感じになってしまうのだ。剣のアップとか、ダサすぎるし、中途半端なフレーミングのバストショット、フェイスショットの多様も酷い。そして突然の超遠景ももうね。

一つ良かったのは、自分はちゃんと酷いものは酷いと、見る目があるとわかったことだ。この作品については……まあ、いいや。

6/13/2016 05:52:00 PM