冒険をでっち上げる

普通に生きていたら刺激も、やりがいもほとんどない。結果が出るのは何年も後だったり、そり自体自分のスペックを考えると完全な無理ゲーだったり……現実は無残で残酷で、酷いゲームバランスだ。いくらやせ我慢しても結局は上手くいかないようにできている。何百万人に一人くらいの成功例が出るくらいの凄まじく難易度の高い、奥深い(笑)ゲームなのだ。勝とうとするだけ無駄だ。中庸を何とかキープするだけで精一杯だ。

しかし、唯一コントロール可能なゲームというのがあって、それがテレビゲーム、ボードゲームだったりする。ちゃんとクリア可能なように計算して易しく作ってくれている。だから、ありもしない冒険をでっち上げるのだ。そうすることで、日々のやりがいを感じることが出来る。

コンテンツは「謎」とどっかのおっさんが言っていたが、その謎が解けるように工夫したり、資源を集めるのがそのままコンテンツになったり、楽しかったりする。やり込み要素と言われるアイテムのコレクションとか、そういうのだ。

これは実際の世界には何の影響もないし、完全に虚構の遊びである。しかし、楽しむことはできるし、それを記録するのも面白い。秘密基地と言葉を聞くだけでワクワクするが、実際に作ろうと思っても全くやることが思いつかない。それは現実が不毛で、記録しても再現性が低く、一般化したらつまらないものでしか無い、つまり何一つ特筆すべき事がないから、秘密基地に置く内容ほどでもなく、何も存在しないのだ。

しかし、冒険や謎を人工的にでっち上げることができれば、その謎の解き方はそれほどバリエーションは多くないし、楽しめるものになるだろう。冒険を終わらせるため、または謎を解くための必要な情報をそこに溜めていくのだ。

例えば自分でゲームを作り、その情報をホームページに投稿しておき、攻略方法にするというのも楽しい。完璧な内容暴露みたいにしたらつまらないが、謎を用意して、その参考になるようなコンテンツを用意するというのは楽しい。

秘密基地は、謎に立ち向かうための武器を持つところ、つまり、一概に攻撃的な武器ではなく、情報すらそれにあたるのだ。そう考えると、可能性が広がっていく。でっち上げた冒険に立ち向かうアイデアというもの、それを書き留める場所にするのだ。

現実は無味乾燥だが、でっち上げた冒険は無限の平野が広がっている。今はイメージでしかないが、そういうある種の謎に向かっていくというのを目指して色々考えてみようと思う。

6/03/2016 07:49:00 PM