アナログ的な情報とのお付き合い


嶋浩一郎のアイデアのつくり方 (ディスカヴァー携書)
嶋浩一郎

かねてより、アナログで情報をなんとかできないかということを考えている。アナログの利点として、電源不要でいつでも再生可能、保存期間が火事でもない限りほぼ無限、媒体によっては持ち運び便利。こんなところか。

しかし、どうやってアナログ化するか、ということに関してはなかなか厄介な問題が多い。何度も見返すという保証がない情報じゃないとただのゴミ溜めになるからだ。一つ手法としては一軍と二軍に分けて、二軍から優良な情報だけを一軍に持ち込む、つまり、一度ふるいにかけるタームを用意しておくというものだ。二軍から一軍に上がるのは、時間を経てもなお面白いとか興味深い内容であることが条件である。まず二軍という書くのに躊躇しない、精神的な障壁が少ない状態になんでもぶち込み、次に時間というふるいにかけ、なお面白いものを取り入れるということだ。

しかし、問題は自分の字が汚いということと、清書に時間をかけるのが辛そう、ということである。どうせやるなら、定期的にやらないといけないがそのために続ける仕組みみたいなものを作らないと、すぐに無理が来るだろう。

この嶋浩一郎のアイデアのつくり方という本を参考にしたが、これはクリエイティブディレクターだからこそ意味がある気がする、そういうことに興味があり、かつ、そういう環境にある人がやることで意味が発生するのである。自分をそういう場所に持ち込みたいと思う人は学生の時からやっておけば良いと思うが、もう三十も終わりが見え始めたおっさんがやっても無駄だろう。

しかし、そういうことに楽しさをみいだせるなら、目的を持たずに、自己目的的にやってみても良いかも知れない。下手に「〜のために」とやってもうまくいかないだろうし、なんか辛そうだ。

だから、最初は「なんか忘れるのがもったいない」と思うことを羅列していけば良いのではないかと思う。もちろん、二軍、一軍のふるいがけはやるとして。

6/13/2016 09:12:00 AM