考えないが「通す」ことの効用

考えずに体に知識や思想を「通す」だけで、テストでも無い限りそれとはわからないが、感覚の中にずっとその知識などは残り、ある時必要になった時、ほう芽する。

この能力を最大にしたい場合、断食が有効である。空海は断食によって底辺僧から、日本の宗教をひっくり返すほどの大天才となった。日本全土に結界を張り巡らせ、それは今も仏教を少しでも知るものに有効に働く恐るべき力を有している。とてつも無い。

頭の通りが悪いのは、頭がそれを欲さない状態になっているからだ。ではどうすればそれを欲するような状態になるのだろうか。

それには満足させない、切羽詰まらせることだ。欲が湧くというのは、欠けた状態だ。たとえそれが嘘だったとしても、無意識はそんなものを嘘かどうか見抜くことができないのだから、意識がとらえたものは全て真実として認識してしまう。だから自分を今欠乏している状態であると誑かす必要がある。

効果を最大にしたい場合はそうすれば良いのだが、最大にしたくなくてもやっておいたほうが良いのが、食わず嫌いせずに、適当に考えずに、負荷をかけずに自分の中に知識やイメージを通しておくと、捗ることも多い。その感覚を知るだけで、かなりの知能系の技術が単なる高嶺の花では無くなるのだ。技術として考えないということを使う感覚を見つけるのだ。

6/06/2016 07:25:00 PM