どういうゲームならやれるのか

面倒臭くないこと。だらだらと能書き垂れるようなゲームは無理だ。さっさと実の部分を食わせろという気分になって、時間の無駄感が強くなる。実の部分とはゲーム本来の面白い部分である。やり込み要素とか無視、それをやりたいから皆アプリを立ち上げる、ゲーム機の電源を入れる、そういうものだ。つまりYouTubeで人がやってるのをみたらそれで良いという部分では無い。自分でコントロールすることが可能なものであり、コントロール欲が刺激されるものである。

すぐに達成感がもたらされること。やり始めてもなかなか達成感が得られ無いのであれば、次第にやる気が起きなくなる。手応え、自分が正しい道を行くことができているのか、確認しながら少しずつ進むことができていること、そういうのが不可欠である。

絶妙に難しさがあること。絶妙な難しさは人によって違うので難しさは自分で選択可能であることが重要になるだろう。どうやって難易度を選択するのかは、ジャンルによって違うが、アクションならスピード域や、コントロールの難しくなるエリアが用意されていて、そこに行けば死にやすくなるが得点が高くなる、RPGならば、絶対死ぬだろうと思われる場所があり、そこへいつでも行けて、戦えるが、唯一レベルが低くても勝てる方法が用意されている。要は正攻法じゃなく工夫が必要なことがこの場合の難易度ということになるだろう。

賞賛されることは目指せば可能だが目指さなくてもクリアは可能であること。クリアと賞賛はリンクしないことは重要である。賞賛は得点、レベルではあるが、そこを目指すのは目指したい人だけに限り、楽しみたい人それぞれが個人的な楽しみ方ができる懐の深さのようなものがデザインされていることが重要だ。

ここのデザインこそがゲームデザインの肝であり、デザインと言われたら思い浮かべられやすいグラフィックは後付けで良い。本当に楽しめるゲームを作りたいのであれば、であるが。ただの箱と玉でいい。とりあえずは。それでゲームをデザインして、繰り返して楽しんで、面白いということになったらそこからは実際の飾りつけに入る。

このゲームの芯部分のデザインは、長く楽しんでもらえるものになるかどうかの話であり、人の手に取ってもらえるかは無関係であることは言うまでも無いが、長く楽しめないようなものを継続的に人が手にしたいとは思わないので、芯の部分でまずしっかりしたものを作る。グラフィックは言わば誑かしなので、最後で良い。

7/22/2016 08:49:00 PM