システムを作る快楽

システムを作ることそのものが快楽であることに気づいてからは、自分の創作物は基本的にシステムそのものになっていった。視覚や感覚を楽しませるタイプの創作物を作るのも楽しいが、すぐに飽きるし、出来ても嬉しくない。やはり自分で全てコントロール可能なシステムを作ること、それを自由自在にコントロールすることに楽しみをみいだす。

よく、人をコントロールすることに快感を覚えるという人を見かけるが、それはどうでもいい。人は感覚を潰したり誑かさないとコントロールできない。コントロールできないから凄いというものなのに、それを台無しにして喜ぶという趣味はない。台無しにする快感という方向なのだろう。そして自分がそれをコントロールした、嬉しいという破壊、破滅願望の表れだと思う。いくら許されていても全然嬉しくない。

それよりは自分の設計したシステムがうまく動き、それが目的を達成する様を見ることに快感を覚える。攻略法を自分で見つける楽しさだ。嫌なこと、面倒なことをサクッと終わらせる楽しさ。何も壊さず目的を達成する満足感が大きい。

システムを作ってそれで何かをすることが快感なのではない、システムを作ることそのものが楽しいのだ。うまく動けばそれはさらに嬉しくなるが、おまけ要素に過ぎない。本体はシステムを自分で作って利用するということである。だから何かをするのであれば自分のシステムをどこかに要素的に追加することができるだけで満足できる。

書籍をKindleなどで出版することを考えると、やはりそのシステムをどこかに忍ばせておくということが一番の快感となり、モチベーションとなるので、システムがない場合、やる気が全く湧かなくなってしまう。

8/18/2016 09:09:00 AM