情報は個人で利用するものも他人と利用するものも整理整頓してはダメ

整理整頓するということは今は使わないものを後で使えるようにするためだ。後で使うときのことを考えて整理整頓してもどうせ使わない。整理整頓は他の人が使いやすいようにするという意味もある気がするが、他者が介在している場合は整理整頓というよりは標準化する考え方に近い。整理といっても、自分の感覚で整理されたものは自分にしか使えない。当然だ。

ルールを決めないと整理なんて不可能である。自分のルールを他人に押し付けるほどの嫌がらせも中々無いだろう。スッキリしたと感じるのは自分一人で他の人は嫌がっているかも知れないし、使いにくくても我慢しているかも知れない。整理とは周りに個人的に見せなくても良いと考えたものを隠すためにあったりするので、利用者が多く、千差万別の使い方をする情報を一概にまとめられても、逆に訳が分からなくなる。そこは整理するという考えではなく動的に出し入れが可能なシステムにすべきだ。

ただし、量が増えるにしても規則に従って、ある程度どうなるか予測がつく場合はそのルールを多くの人と共有して、了解してもらうのが良い。共有するものが個人的に持っているだけで、どこにも入って無いという自体を避けるためには、整理せずにどちゃっと打ち込む方が良かったりする。しかし、ハブが存在している必要はある。そうしないと単なるグチャグチャだ。ハブとはそれらを総括して確認可能な結節点というべきもので、東京なら新宿駅みたいなものだ。あるカテゴリのデータなり、ページなりがアプリデータや、ドキュメントになっているのが望ましい。感覚的にはどこからでもそこに行けて、どこへでもいけるという感じ。他者との共有に関してはまだまだ深いことが色々存在するが、この辺にしておいて、今度は個人的にどうすれば良いかを考えていこう。

例えば名刺整理とか、思い出の写真整理とか、メール整理とか、書類整理とか……色々な整理が世の中では声高に叫ばれているが、それらの整理を怠ったらどうなるか。メールなら大量にゴミスパムがぶち込まれるし、名刺はさっぱり誰が誰かわからないし、思い出の写真を見ることは無いし、何の書類がどこに入っているか分からなくなる。という感じになっていくだろう。なぜならどれもすぐに必要が無いからだ。

本当に必要ならいつも持ち歩いたり、頻繁に見直すのでそれだけで自動的に使える状態に最適化されるはずだ。そうならないのは使う頻度がロングテールになっているからだ。そのロングテールに対応させるために人工知能を利用するということが試みられていたり、ディレクトリをラベル分けしたりすることがやられているようだが、まあ続けられないだろう。

自分で使うデータはあえて雑に扱うのが一番だ。雑さにも限度があるが、どれくらいかというと、例えば使用アプリ毎のデータで分けておく。エクセルデータならそれだけをまとめたフォルダに入れる。画像なら画像だけ。ただしPhotoshopやイラスト系アプリのファイルは別。テキストはテキスト。しかしPHPなどのデータはテキストエディタで開くといっても別。アプリ、ソフトで分けるとはつまり、使用方法で分けておくのが良いということだ。

ただ、拡張子が同じになるので、データの名前がかぶる可能性が高まる、ならばフォルダに分けておく、作成日時の日付文字列を挿入したファイル名に置換して保存するなどでユニークファイルにする。日付がなぜか全く同じ場合は日付以降の文字を変える。そのデータを使う、見る、編集するとなったらそこに行けば良くなるので便利だ。

他者と使う必要があればルールに全員が従う必要があるので簡単なルールと参考が必要になる。目的が明確じゃないと他者と何かをすることは難しいのでそれほど構造化は難しくない。一番難しいのは自分しか使わないデータの場合だ。

8/24/2016 09:39:00 AM