SONYが8kテレビ二〇二〇年に発売

高いかつ要らない物である。必要とする層はいったいどこなのか。安易な技術の足し算、つまり垂直思考は何のイノベーションも起こさない。

海外向けなら、他のアジア企業が安価で似たようなスペックのテレビを出すし、オリンピックに合わせて出すとしても時代錯誤も良いところだろう。昭和じゃ無いんだと。

オリンピックにしろ、放送自体対応しないから、結局アップコンバートする以外視聴方法が無い。それでも見たいという奇特な人がどれだけいるのか疑問である。

民放では対応が難しいので、きっとネットで配信が主たる配信方法になりそうだが、それはそれで、高解像度で見る必要が無い。ある程度のレゾリューションで見れれば問題無いのだ。モニターのサイズによるが、目を画面前にピッタリくっつけ無い限り、家庭用の三十から四十インチ程度のテレビでそれほどの解像度は必要無い。

それよりもやるべき開発があると思うのだが、金が潤沢にあるアピールなのだろうか、つい最近不景気なニュースが流れていたような気がするが。良くわからない。

作業用のモニターとしては良いのかもしれないが、視聴用にするのはさすがにセンスを疑う。作業用にしたって、それ用の巨大アイコンを用意しないと、今のフルHDが横に4個入る大きさだ。四分の一くらいの表示になる、小さすぎて使えなくなるだろう。無理に拡大したら解像感が台無しになる。

そしてさらにVRがすでに負の遺産になりつつある、一部の極限系のオタクしか喜ばなくなっているし、見た目の綺麗さは行き着いているので、さすがにもうどうでも良い。

枯れた技術の安心感と安定感が欲しいところだ。まさかの構成を作り出す横井軍平、絶妙に混ぜるジョブズ、二人共タイムパトロールに捕まったという噂があるくらいの天才だったが、共通していたのは、最新の技術ではなく、枯れた技術を利用することだった。在庫が大量にあるからコストが安い、開発も安い、専門家も多い、馴染みがあるのに新しい体験……省エネかつ人々を熱狂させられるのはそういう物であるはずだ。

8/02/2016 09:23:00 AM