ミニマルワンルームの構成を脳内シミュレート

不便じゃない範囲で最も少ない構成を考えてみる。下着で何の家具もない部屋に転がっていれば最小だろうがそれでは病人なので現代の人間らしい生活が可能な構成を考える。

玄関から入る。靴は普段履きのスニーカーを一足とフォーマル一足。下駄箱なんてない場合が多いので、フォーマルは押入れに箱に入れて片付けておく。

洗濯機はできれば乾燥機付きが良いが高額なので普通の縦型で。洗濯機ほど快適さと直結する家電も少ない。洗濯機は安いのでも良いが洗剤を部屋干しできる物にしておく。ワンルームに住む一人暮らしの多くはブラック企業に勤めているため、帰ってこれない事も多いのだ。外に干しても朝露や雨で台無しという事がある。時間と水の無駄なので、部屋干しが基本だ。洗濯機を持たないという選択肢もあるが、そうなると週末コインランドリーに行かなくてはならないので面倒くさい。近所にコインランドリーがあるなら良いが、洗濯機は家事のストレスを最小にする最高の家電である。引越しの際毎回捨てるとしても持っておいたほうが良い。

少し進むと台所、というか流しがある。貧乏なはずなので、自炊が基本。外食で済ませられるわけもない。赤字になる。もし、電熱コンロならば板で下駄を作ってその上にカセットガスコンロを置く。これでそれなりに使える熱源が確保できた。調理器具は包丁、まな板、片手鍋、フライパン。これだけあれば何とかなる。食器はどんぶりと皿、ガラスコップ一個ずつで足りる。

冷蔵庫が備え付けならばそれを使えば良いが、無いなら無理に買わない。買ったらかさばるからだ。アイスが食べたい、そんな欲求は捨ててしまおう。買ってきて食べるだけだ。備え付けの冷蔵庫でも霜だらけになるからアイスの保管は難しい。食材の保存をどうするかだが、冷蔵で保管が必要な食材をなるべく買わないというのが一つだ。

冷蔵保存が必要な食材といえば肉や魚という事になるが、使いきれる量を購入してくる、家ではなるべく野菜以外食べないという事にする、動物性タンパク質が摂りたいなら卵、缶詰、ソーセージなどを利用する。お母さんレベルの完璧な自炊ではなく、野菜中心の献立で良い。外では食べ辛いものを摂る感じで考えよう。米を炊くなら芋やひじきなどを合わせて炊く。一食、もしくは弁当程度の量を作る。油物は控える、どうせ面倒で作れないし。

安くて健康的なデリバリーサービスがあるなら利用すれば良いが多分栄養のバランスや好みの味付けで食べたいなど、結局、自炊以外難しいと思う。

布団は持っていても良いが、洗うのが大変なので洗える寝袋という手もある。洗えるので布団よりも清潔で、ものによっては氷点下でも大丈夫。夏は包まらず、上に寝る。晴れた日に洗濯し外に干しておく。人が来たら顰蹙だろうが、一人で暮らしている分には何の不自由も無い。

カーテンは無しで、夜は蛍光灯を基本的に付けない生活か、ロールシートにする。これだけで急激に部屋のスッキリ感が変わる。蛍光灯をつけるならオレンジ色のもので、間接照明などにする。上からバーンと強烈な明かりをつけておくと自律神経がやられる。眠りが浅くなるのでオススメできない。

引っ越しの際手で持ち運べない量の家具などは捨てて行けるもので構成するのが基本であると思う。

いちいち書いててもキリが無いので物だけ書き出す。(以降はまた気合いを入れて書籍化でもするときに)

革靴、スニーカー、サンダル一足ずつ。銭湯、コインランドリーを利用するなら洗濯機無し。食器どんぶり、皿、コップ(耐熱ガラス)一個ずつ。調理器具電熱コンロの下駄、カセットガスコンロ、まな板、包丁、片手鍋、フライパン。調味料、塩、胡椒、みりん、醤油、酒、味噌。食材は米、乾麺、サツマイモ、人参、ジャガイモ、玉ねぎ、卵、缶詰など保存のきく物をベースに、その日に消化出来る量の葉物野菜と肉を少量買ってきて合わせる。流せるティッシュかトイレットペーパーどちらか。寝袋。服はコート的な物一着、シャツ三着、下着三着ずつ、ズボンは一着、パジャマ用のステテコ一着。カーテンは無しでロールシート。ランプ……

こうして書いていくと多くなってきたが、実際は洗濯機、冷蔵庫以外ならスーツケースに収まり、後は生ゴミの日に捨てられるようなものになりそうだ。

9/13/2016 09:29:00 PM