ラノベ作家の言う面白さ

笹本祐一「ほとんどの場合、「リアリティがない」「辻褄があってない」からつまらないんじゃなくて、楽しめないから「リアリティがない」「辻褄が合わない」ところが気になって来ちゃうんです。だから、リアルにして辻褄合わせたところで面白くはなりません」

それはその通りだと思う。では何があれば面白さなのか。言及した記事を探すのが面倒なので自分で考えたことを書き残しておこう。

どれだけ突き抜けている物があるか、これだけだと思う。なんでも良いから突き抜けて、その作家じゃないと書けないと誰もが思える物、武器となるもの、そういうのが面白さの正体だ。

同じ話をしていても料理の仕方、盛り付け方で全然味も見た目も変わる。その違う部分に人は惹きつけられるのだ。面白いとは元来、焚き火のまえで皆が話に夢中で乗り出して、焚き火の光で顔が白く輝いている状態を表す。

つまり、人を惹きつけてやまない何かを持っていれば面白いものになるということだ。一発屋の芸人は面白いと言われる時期が短いが、それは芸人自体を誰も求めていないからだ。それよりも、新しい、皆が知ってる、という現象を楽しんでいるに過ぎないのだ。ただ、それを触発させる部分において突き抜けてるということは言える。

9/02/2016 12:23:00 PM