情報をプレーンな状態で保存

昔はウェブデザインというものがあった。パソコンでウェブを閲覧するのが当たり前な時代だ。そういう時代でも、無駄な装飾と言われて、一部では否定的な意見が出ていた。

確かに動き回る写真や光り輝く効果やマウスポインタが形を変えて、キラキラがくっついてくるなどのがブラウザが変わったらどうしようも無いエフェクトがふんだんにあしらわれたウェブページは何度も行きたいと思えなかったし、個人的に何度も訪れるウェブページは基本的に更新頻度の高い文章が基本のサイトであり、写真、イラストなど作品の更新が頻繁なサイトだった。だから装飾よりは写真や作品の質の方が個人的には重要だと思っていたし、それは今も変わらない。

だからと言って全くデザインの余地の無いシンプルなテキスト構造だけで良いかというとそうは思わない。ユーザビリティーの可能性や多様性を育み、結果落ち着く大いなる一つのデザインというのは壮大な無駄の中で洗練されたものであるし、そうあるべきだと思うからだ。ブラウザの更新によって多少見た目が変わるとしても、使いやすい見た目と機能という物を追求する時に、パソコンも携帯電話でもそれほど違いが無い仕組みであるのが望ましい。

人はデザインの装飾を見たいわけではなく、機能的に使いやすく見やすいデザインを求めている。デザインとは装飾含む機能のことである。一枚の絵や写真が貼り付けられるキャンバス、または雑誌などの紙面と考えよう。ごちゃごちゃあれば良いわけではもちろん無い。知りたい内容が美しくレイアウトされ、頭にすっと入る機能美があるべきだと思う。

情報はできるだけプレーンな状態で保存して、それを機能を壊さない程度に額によって装飾したり、見やすくすることを少しだけやる。結局見たいものが一番重要なのだ。後はシンプルでそれでいて寂しく無い完璧な箱を用意するだけだ。

9/21/2016 07:47:00 PM