最小限デジタル構成設計思想

最小限のアプリや機能でそれだけあれば良いという状態が作りたい。必要で無駄なく、余計な事を考えなくていい構成。

アプリを最小限にする方法。デジタルは何度も書き直しが容易なので便利であるが、結局使うアプリや機能というのは限られている。マイクロソフトならエクセル、ワード、パワーポイント程度だろう。代替品はグーグルのオンラインサービスにもある。そしてベースにはプレーンなテキストエディタでまずはデータを作る必要がある。テキストデータならデジタル機器が全滅しない限り読み込み可能である。よく考えるとデータを作ることだけ考えるならテキストで十分で人に見せる時に先のマイクロソフトアプリ等で装飾して見やすくする感じか。

利用を最小限にする方法。デジタルでなんでもやっても可能だが訓練が必要だったり逆にかさばる装備が必要になったり出来栄えがイマイチだったりする事があるので「適宜」使うべきではある。アイデアなどを揉んでいる時は関連性や繋がりを明確にしたいのでホワイトボードの方が良いとは思う。しかしフラッシュアイデアを出しまくるなど、ブレストみたいなのをするなら羅列可能なモニタ上のテキストで良いかも知れない。漢字の変換もそれほど遅く無いし。

オフラインでもなんとかなる方法。適当な紙メディアを利用してオフラインでも何とかなるように仕込んでおくというのはかなり重要である。グーグルマップでは無く単純な地図を持ち歩く方がバッテリーを気にせず良いだろう。いちいち携帯を開いて自分の位置確認とか面倒すぎる。ぶら下げておいた地図を引っ張ってランドマークを目当てに歩きまわるのが楽しい。

いつも削除して便利さにやられてアプリが増えていく。安定して使い続けるアプリだけにしたいのだが、さすがにちょっとしたことができないと困る局面というのが出てくるのだ。さすがに頻繁では無いのだが、使わないと不便というアプリはある。出先では百メガを超えているとダウンロードできないししたく無い。Wi-Fi環境がどこでもあると思って暮らしていると本能が弱る。

アプリに限らずミニマルは野生の勘を取り戻す為のものだ。ものが少ない、サービスが少ない、アプリが少ない。これらを総称すると不便となるような気がするが、よく考えるとそうでも無いことに気づく。便利とはいわば「無いと滅茶苦茶不便」とか「無いと絶対無理」というものにあるものでは無く「無いと不便だが何とかなる」とか「あった方が楽」程度のものに発生するもので、そのせいで持ち物が増えたり念のために溜めておかねばならぬものが増えるなど、便利であるからイコール快適であるわけでもなかったりする。生まれ落ちた瞬間から人は生きていくのに大体何とかなる体を手に入れている。それがだんだんと鈍っていって物に囲まれてないと生きていけなくなってる。何とか生きていける最低限をミニマルにしておくと野生の勘が取り戻せるようになる気がする。

少ないと管理が簡単で余力が十分に使える。管理しなくて良い時間を十分にやりたいことに費やせばそれだけで何かを生み出すチャンスが生まれる。やる気も出てくる。やる気を獲得するためにもミニマルな構成にすべきだ。

無意識にメモリを使っている。人の脳は放っておいても無駄なものを無駄とも考えず常に意識し続けるようにできている。そうじゃないと何かあったときに脳から素早く使うものを取り出せない。アプリの多数化は何ができるかという可能性を広げることで脳内に枝分かれを膨大に作り出しアクセスまでの時間を遅らせることになっている。

6/12/2017 08:11:00 PM